おりもののクラミジアにジスロマック、血小板が減少

おりものがいつもより増えたり、軽い生理痛のような症状を引き起こす病気にクラミジアがあります。性病であるクラミジアの治療には、「ジスロマック」という薬が有名です。
クラミジアの治療は、従来では長い期間をかけてゆっくりと直していく方法が主流となっていましたが、このジスロマックが登場したことで、たった1回の服用で約1週間の効果が続くことから無理なく治療ができ、更に完治率は90%にも及んでいます。
ジスロマックは通常では1回の服用は1000mgとなっています。500mgの錠剤であれば、1回に2錠を服用します。これだけで薬の効果が約1週間も続くというのですから、とても画期的です。
しかし、その高い効果の裏で副作用も心配されています。胃腸が弱い人の場合、ジスロマックを服用したことで下痢や腹痛を起こすことケースもあり、服用する際には500mgを3日間に分けるなどして服用することが推奨されています。そしてなるべく食後2時間以上経過した後に服用し、その後2時間程度は何も食べないようにしましょう。
2006年4月には厚生労働省の医薬食品局安全対策課から、ジスロマックの重大な副作用に関する添付文書が改定されました。その文書には、新たに「肝炎」、「白血球減少・顆粒球減少・血小板減少」、「横紋筋融解症」などが追記されました。これらの副作用は、2003年から2006年の3年間に報告されたものを集計した結果であり、肝炎が5例、血小板等の減少が4例、横紋筋融解症が5例の報告がありました。このうち血小板減少が起こると、少々の切り傷・すり傷でも出血が多くなりまた止血しにくくなったり、鼻血が出たり、黒い便や血便、血尿が出るケースもあります。
いずれも、ジスロマックを服用した後は、観察を十分に行い、異常が見られた場合には直ちに使用を中止するようにと記載されています。